2008年 08月 31日

8/31(日) メロスフィルハーモニー「第九」特別演奏会

メロスフィルハーモニー「第九」特別演奏会
2008年8月31日(日) すみだトリフォニーホール
ベートーベン/交響曲第9番《合唱付き》


友人が参加しているメロスフィルの第九をすみだトリフォニーで聴いてきました。チケットをあまり見ていなかったのですが、全席自由のようで着いてから座席を考えましたが、後ろより前目がスカスカだったので15列目ほどの右側あたりにポジションを取りました。

さて、第九。私自身は年末に聴くという習慣はありませんが、日本人が浴びるドイツ語ではかなりトップのほうに近いのではないかと思うほど根源的に刻まれている交響曲第9番第4楽章ですが、今回の演奏ではそれに至る過程である第1,2,3楽章を個人的に注意深く聴いてみました。

1楽章の音の連なりは圧巻だったし、それを受けた2楽章は曲の構築を緻密に行っている姿が演奏に表れ、非常に内省的であり美しい旋律が聴き所の3楽章と見所が非常に多かったです。

が、やはりそれらを否定して否定して最後に行き着く第4楽章。聴衆が上り坂を全速力で駆け上がった後、ジェットコースターのごとくストンと落ちる瞬間を(もしくは人間の感情が爆発する場面を投影したいのか)見届けるためにそこにいたのかと思うくらい待ち望んでいたわけですが、今日のコンサートも爆発いたしました。合唱の皆様は60分もの間出番をずっと舞台の上で待ち焦がれ爪を研ぎ、その瞬間にしっかりと感情を音化するというのは見ていて感心するばかりです。

というわけで、8月を締めくくるに素晴らしい第九のコンサートを聴くことができました。メロスフィルはあまり存じ上げてなかったのですが、アマチュアオケだったのですね。しかし、フレッシュであり非常に技術レベルの高いオケだと感じたので、音楽的な綻びをほとんど気にせず
に音楽を楽しめたのは非常に収穫でした。

■メロスフィルハーモニー「第九」特別演奏会
http://orchestra.musicinfo.co.jp/~melos/
日時: 2008年8月31日(日) 開場13:45、開演14:30
場所: すみだトリフォニーホール
曲目: ベートーベン/交響曲第9番《合唱付き》
指揮: 中田延亮(メロスフィルハーモニー音楽監督)
独唱: スザンネ・エレン・キルヒェッシュ、庄司祐美、吉田浩之、ヴェセリン・ストイコフ
合唱: 晋友会合唱団
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by endodyssey | 2008-08-31 19:26 | 音楽


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