長期放浪冒険旅行

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2008年 08月 01日

実写 映画『火垂るの墓 -ほたるのはか- 』

岩波ホールで見てきました。

見に行った経緯としては以前のギター教室で知り合った方がこの映画に協力していること、この映画の音楽がオリジナル(この映画のための)ギター音楽ということです。

ギターは渡辺香津美さんとピアノで谷川公子さんなのですが、最初村治佳織さんに話を持って逝ったようですが、多忙な上、オリジナルギター曲を作曲するというのは難しいということで、「Castle in the air」という谷川公子さんと渡辺さんのユニットのアルバムを聴いた日向寺監督が白羽の矢を立てて、以下下記URLで書かれています。
http://movie.nifty.com/cs/interview/detail/080703008229/1.htm

さて、火垂るの墓。小学生以来に作品に触れました。ジブリ映画で有名ですが、この漫画版(ジブリアニメをマンガライズしたものではなく、原作の漫画家)がありまして、非常に描写がグロテスクなんですね。節子の最期の泥団子描写なんて凄まじい。その後ジブリを見てソフトな描写だなと。それ以降、見てません。

さて映画の感想ですが、メランコリーな感情にはクラシックギターの音色は非常に合うなと改めて思いました。ピアノの音も出てきますが、ギターとの対比は面白いですね。エンディングの渡辺・福田(進一)ギターデュオの音楽も映画の色合いをよく現していました。
あと、↑のインタビューでも書かれてあるとおりお涙頂戴にならないように演出を抑えてあったのが印象的でした。戦時の生活を描くという感じ。映画『禁じられた遊び』を参考にしたということでなるほどなと思いました。
 主人公役が昔の窪塚洋介にちょっと似ているのがアレですが、なかなか適役だったかな。どじょう掬いってこの映画オリジナルだったのね。松坂慶子親戚おばさん役も存在感ありました。節子役の子はアニメのイメージそのままでした。
映画は100分強だったのですが、70分まで(おばさんの家からでていくあたり)はあっという間で残り30分が冗長だったかな。どう終わらせるんだろうという感じで観てました。

感情過多にならずに淡々と描いているところにギターで締めくくるというのは良かったです。映画に音をつけていく作業がしっかりなされているのがわかります。S・アサドの「夏の庭」のようにギター曲のレパートリーに今後加わっていくかもしれません。

8月のスタートには悪くない映画でした。

実写 映画『火垂るの墓 -ほたるのはか- 』公式ホームページ
http://www.hotarunohaka.jp/

岩波ホール
http://www.iwanami-hall.com/
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by endodyssey | 2008-08-01 22:01


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