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長期放浪冒険旅行

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2008年 07月 05日

大島第1日:非日常な景色

伊豆大島に行きました、というか来ております。
さて、昨日1日を振り返りたいと思います。

出発地は羽田。普通はフェリーの竹芝桟橋がメジャーな行きかたですが、フェリー料金と飛行機の特割がほぼ同じだったので、羽田を選択。この選択で大変なことになりました。
羽田空港の出発ロビーに行ったら天候確認で搭乗を一時取りやめに。??これはまずいかぁと思いつつ20分待っていたら、搭乗手続き開始になったものの引き返す場合ありになりましあ。???!!!これぞ離島クオリティ。

定刻8:20を20分ほど過ぎて出発。予定通り、25分で大島上空まで来たのですが飛行場前方は雲に覆われて着陸できず、天候が回復するまで大島上空を旋回することに。私は窓側の席だったので7回も同じ景色が見えたのでちょっと、笑ってしまったのですが通路側の友人は景色が上手く見えず悶々としてました。結局旋回すること40分でなんとか着陸いたしました。覆われた雲の白い世界を抜け出ると滑走路でした。

さて通常の旅行ですと、島に着いたら宿泊ホテルの送迎バスが来て至れり尽くせりのサービスがあると思いますが、私の旅にはそんなものはございません。あるのは行き当たりバッタリ。出鱈目ではなく、出たら目。来た運命に従います。バスは12時までないようなので、タクシーを選択。元町までと伝えると、直接三原山まで行ったほうが早いし、結局安いということだったので登山道出発地点まで行ってもらいました。ここの食堂でまずは遅い朝食(早い昼食)をとりいざ出陣。ここのしまのりラーメンは美味しかった。海の幸山の幸。

そして三原山!これは凄い。最初緑だった山が溶岩の固まった黒の比率が増え、頂上に近づくとともに黒の中の緑になっていくというこの景色。登っていて震えがとまりませんでした。
そして火口の迫力。こんなところから大爆発が起こったら人間は瞬殺です。

というわけで、火口のお針めぐり(山頂を1周回る)を行った後、裏砂漠という違うルートから下山しました。名前のとおり、溶岩が通った道を人間が追えるようにできた道で、一面真っ黒。木々の生命も大したものであちこちから緑が芽吹いてましたが、重馬場ダートコースの呈でした。日本的な看板も見られず、本土の植物ともちょいと違うのでその景色だけを切り取ると日本ではないと言われても信じてしまうかもしれません。

温泉ホテルまで着いたところでタクシーを呼んで元町にある浜の湯温泉に向かいました。途中で割引券を購入して200円で入湯。ここは水着着用の混浴温泉で海の見えるロケーションでしたが、ほぼ我々だけで使っていたという贅沢さ。ここで全員の体を見てみると日に色濃く焼けているのがわかります。特に私は日に焼けると黒くならず、火傷のように赤くはれ上がって熱を帯びて数日苦しむのでこれはちょっと大変だぞと思いました。

ここでホテルに帰ってゆっくりしてから晩御飯という案と空腹だから元町で食べてホテルという案が出されましたが、もうビールの残像がちらついたので満場一致で後者を選択です。16時という中途半端な時間帯にやっている店はよっちゃんというシーサイドの店しかなかったのでそこに入り。ビールビールホッピーを飲んで大島の海の幸をかっくらいました。

酒をここまで飲んだのでレンタサイクルは無理と判断し、タクシーでホテルへ。荷物をまとめて1時間くつろいだあと、また元町へ戻りました。ここで会社の先輩に薦められた魚がおいしいという寿し光に行くも満席のためちょっとぶらぶら。船舶待合所に行くと七夕祭りのリハーサルが行われ、JCの島の踊りとコンテンポラリーダンスが混ざったなんとも表現が難しい踊りを舞っておりました。

寿し光へ舞い戻り、ビール!特上にぎり!べっこうにぎり!海鮮お好み焼き!べっこう丼という漢(おとこ)とはガチンコ勝負ともいえるおっとこ前なオーダーを行い、もさぼり食べつくしました。海鮮お好み焼きは生魚を火であぶった具を入れているので、もう目からうろこがどのくらい落ちたのだろうかというくらい衝撃が走る味で3名感動のあまり、この美味しさを俳句にするくらいの有様で美味しい美味しいといいながら帰途に着きました。

さて朝です。昨日の日焼けがやけどしている感じになってまして体中がひりひりします。しかし、それにも負けず今日も楽しんでいこうと思います。

by endodyssey | 2008-07-05 23:43 | 旅行


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