2008年 01月 08日
旅を最終日から振り返ります。昨日、職場の人にどこが一番良かったときかれたんですがなかなか選べない。その時は無難にアンコールワットといいましたが。どれも良かったし、アクシデントも楽しめたし、今回はほぼ毎日旅先で人に会ってましたから。というわけで、ランキングではなく最終日からの出来事を列挙していきます。多分10くらいで収まるはず。 ・衝撃の腹痛 土曜の昼に食事をしてから急速に悪化。丸二日間何も食べられず、人生で一番酷い下痢に。赤痢だったかもしれない。寝ているときに来るので生き地獄。惨状は書きようがありません。そしてまだ治っていません。 ・プールサイドで日焼け 腹痛の数時間前にバンコクのゲストハウスの屋上から。海パンを持ってきた甲斐があった。西欧人が多かったですが、私も泳いだりプールサイドで寝て日焼けしたりと遊びました。 ・移動&移動 ラオス、カンボジア、タイの3カ国の国境近くにあるラオスの村から南部の都市まで3時間かけて戻り、そこから2時間かけてタイ東北部にあるウボンまで入り、そこから夜行で9時間かけてバンコクまで戻りました。全てバス移動。ウボンからバンコク間が特に大変だったのは言うまでもないです。 ・シーパンドン ラオス最南部にあるシーパンドン(4千の島)。西欧人のバカンス地としても有名でアジア人は自分ともう一人だけ。ここでは素敵な時間の使い方ができました。泊まったコーン島までメコン川を船で移動し、島を散策。淡水イルカ(ピンクイルカ)のウォッチングやソンパミットの滝とコーンパペーンの滝を見て非常に心が落ち着いていったのを覚えています。島はソーラーエネルギーのため日没と共に外灯は消え、21時に寝てこけこっこーの鳴き声で目覚めるという自然に合わせた生活ができました。 ・パクセ ラオス南部へのゲートウェイ。基点にするにはいい町だけど、町の見所はそれほどなく。なくても時間ができたので自転車乗ったり、顔剃りしたり、日本人の方々とラオス鍋に行ったり。朝晩寒く、長袖がないと風邪を引きかねないところでした。逆に昼は南国の陽射しが照り付けます。なかなかタフなところでした。 ・ワット・プー ラオス・チャンパーサック県にあるクメール遺跡の一つワット・プー。2001年、ユネスコの世界遺産に登録された場所ですが、アンコールワットの人の多さに比べて非常に静か。しかし、奥深い彫刻に感動。ベンメリアを見た時のような森の中の遺跡で心が洗われました。 ・大晦日とシェムリアップ 大晦日にシェムリアップにいたことは様々な事件が起こり愉快な一日といっていいかもしれません。カンボジアンラーメンを食べ、ディスコへ行き 22時に日本時間の年越しを祝い、続いて24時前に花火が打ち上げられカウントダウンで2008年になだれ込みました。珍しく年越しそばを食べたというのも私にとって事件になるかもしれません。 ・アンコールワット遺跡群ツアー シェムリアップに着いた翌日は個人でピックアップして、二日目は日本人宿のツアーに参加して行きたいところを効率よくぐるっと見れた2日間でした。特にシェムリアップから80km離れたベンメリアではなんという森深いところに建造されていたんだと思うほど。2007年最後の日没を見ようと頑張ったりもしました。 ・タイからカンボジア、悪路を越えた先に 7時発21時着と呼ばれているバンコクシェムリアップ陸路。なんでこんなに時間がかかるんだという問いは入国審査で2時間以上、そしてカンボジア側のすさまじい悪路のためでした。16時にカンボジア国境をすり抜けてツアーガイドが2つの選択肢を与え、私は200バーツを払いホテルタクシーに乗って3時間で目的地に着くほうを選択しました。本当に19時についてよかったと思えるほど横揺れ縦揺れ震度6の状態で一度体験すればもういいやというレベルでした。 ・バンコクを歩く バンコクという町の大きさを実感するなら歩くのがベスト。水上バスに乗って終点まで行った私はBTSや地下鉄やバスに見向きもせず、時間をかけてかけて歩いて体験しました。不器用な生き方ですが、異国の町を歩くのってなかなか面白いものです。途中で猫の写真を撮ったりして有名どころをあまり見れませんでしたが、自分なりの距離のとり方でバンコクを眺めることができたので良かったです。 ・空港眠り バンコク・スワンナプーム国際空港に着いたのが24時前後。勿論、宿を取っておらず市街までは軽く1時間はかかるので、空港のベンチで寝ました。非常に暖かい気候で回りでも同様に眠っている同士の方もおられたので、おっかなびっくり寝ていましたが特に危害もなく4時間ほど寝て5時半ごろ始発のエアポートバスでカオサン通りに向かいました。旅のドキドキビクビク感が一番つよかったころです。 1年半ぶりの海外一人旅だったのでちょっと身構えたり、自分で行こうと決めてチケット取ったくせに臆病になってしまっところもありましたが行ってみればなんてこともなく(終わった後だから言えること)、旅の感覚を取り戻し研ぎ澄ましていった感じでした。 ともあれ、怖いと思うこともあり反省反省なのでした。でも、今回は昔できなくて後悔してしまったこともちゃんとやれたかなと思ったのでその点は良しとしましょう。 次どこに行くかはわかりませんし、いついくかも未定ですがまた行こうと思っています。
by endodyssey
| 2008-01-08 00:00
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